今日からまた、「持たない暮らし」に精を出そうと
テーブルを拭いていたら、ちょうど長男がやってきて、
「お母さんがやっている「持たない暮らし」とか、
「一日二食」って、貧乏をおしゃれ感でカモフラージュ
するってことでしょ。」って言ってきました。
私「はい、その通りです。」
長男「いま、世間でさかんに言われている、「中流層の下流への転落」が
我が家にも来てるってことだよね。」
私「いかにも、その通りです。」
そのやりとりを聞いていた娘が
「貧乏って知ってた。だって、いつも豚汁に五穀米だもの。」
私「いやいや、お味噌汁には放射性物資を体から排出する効果がね……。」
長男「俺はもう二十歳になるからまあいいとして、妹はちょっと可哀想だなあ。」
私「まあね、でも中流でいられるのも、お父さんの定年まで。あと数年だと思ってね。」
年金の支給開始が引き上げられれば、サラリーマン世帯では確実に
無収入になる期間が出てきます。
年金支給になるまで働く意思があっても、働く場が必ずしもあるとは限らないし。
そう思ってまだ余裕があるうちにつつましい生活への用意というか
準備をしておこうと思ってがんばっているのに……。
まあ、貧乏をおしゃれ感でカモフラージュというのも、
当たらずといえども遠からず。
まだまだ中流でいたいという見栄が見透かされているのだと思いました。