ベランダには人工芝を敷いていたのですが、築20年ともなると掃除してもなんか薄汚れた
感じがするので思い切って剥がしてしまいました。
ベランダの人工芝を剥がしてみると、まあ20年の汚泥が溜まっていて、それをすべて取り除くのに
土日の2日間かかりました。お天気が良かったのでお掃除日和となりましたが。
黙々と掃除していると、家族に「何かに取り憑かれたようだね」と言われたので、
ふと映画『フィールド・オブ・ドリームス』(Field of Dreams)みたいだなと思いました。
映画はケビン・コスナ―が
謎の声("If you build it, he will come." = 「それを作れば、彼が来る」)に導かれて、
周囲の人々があざ笑うのをよそに、何かに取り憑かれたように生活の糧である
トウモロコシ畑を切り開き、小さな野球場を作り上げるところから始まります。
出来上がった野球場に失意の内に亡くなった野球選手の霊が集まってきて野球を始め、
最後に亡くなった父とキャッチボールして和解しあうというものです。
さて、人工芝を剥がして掃除したはいいものの、ウッドデッキにするには費用とメンテナンスが
かかるので、業者の方に頼んで人工のタイルを敷き直してもらうことにしました。
それに合わせてベランダのプランターも減らします。自分には素敵なガーデニングも、
ベランダ菜園での野菜の収穫も、緑のカーテンもつくづく無理だと悟りました。
なので、管理できるだけにしようと思います。
この夏、ベランダをすっきりリフォームさせて、そこに何がやってくるのか楽しみです。
やってくるもの……蜂、カラス、野良猫、霊……・どれも歓迎してあげようと思っています。