先日、長男から今年のコミケ(コミックマーケット82)に出展が決まったよと言われました。
何を出展するのか聞いたら、前回書いたオリジナルの続編を書くか、またはコミケ用に
新作を書くか思案中とのことでした。
高校生の時には徹夜してまで並んだコミケに出展者側に回れたことは一つ前進の
ように感じました。
この作品は親が読んでも結構面白いなと思ったのですが、(新宿とか、ハーブの描写が妙に
リアルで、渡して読んでもらったママ友に息子さん大丈夫?と心配されたのですが、
そのことをそのまま長男に伝えたら、それこそが作家の腕のみせどころでしょうと
返されましたが)
ただ、前回のイベントでなんとも2冊しか売れなかったとのことで、この世界で売れるというのは
本当に大変なことなのでしょう。
最近では大学のゼミ(長男は文芸コースのある大学に通っていて)で書くことや、書評することが
忙しいらしく、以前程、同人誌にかける情熱の薄れてきたようですが。
長男が一浪で今の大学に決まった時、私は親の見栄から心からおめでとうを言えませんでした。
最近、他の方から、長男の大学の文芸コースについて、書くことのプロになるには
とてもいい大学ですよと言われることがあり、本当にあの時、おめでとうの言葉をかけて
あげられなかった自分の心が狭さが情けなくなります。
今、大学のゼミにきちんと通い、課題をこなし、指導教授にも書くことでそれなりの評価を
していただいているようで、すごく充実している長男をみると今更ながらいい大学に
巡り合ってよかったなと心から思います。
本当にあのときは……