まだお片付けしてないの?

web整理収納アドバイザーのbeeです。アメブロからお引越ししてきました。今までアメブロでは自分の友人に向けて書いてきたので、あまり言いたいことが言えなかったので思い切って新天地でやり直すことにしました。 ネットの世界は年齢も性別も経験も関係なく自分を表現できる場。 私は自分の同世代±10歳の方々に向けて声を大にして言いたい! まだお片付けしてないの? このままじゃ人生終わっちゃうよ。 お片付けして大人可愛い人生を送らない? 年齢なんて自分についた記号や数字にすぎないでしょ。 お片付けして、お家を綺麗にして、大人可愛くなって、ローコストで暮らす知恵を持つ。 それを実践していくブログです。

お片付けができない人に伝えたいたった2つのこと。 1・お片付けができないのはあなたのせいじゃないの。お片付けの仕方を知らないか習ってないだけ。片付けや整理についての学術研究はなされてないの。だからちゃんとできるほうが不思議なくらい。 2・お片付けの基本はたった2つ。それを「こんまりさん」はときめきって言ったの。 じゃあ、どうするの?それはこのブログを読んでね。

2014年06月

2世帯住みで主人の母が入院してしまい、残された義理父が生きやすいように、


暮らしやすいように老親の家を片付け中。


義理父「休みなまで、片付けしてもらって、そんなにやらなくてもいいよ。」


義理父から頼まれたのは、暮らしやすいようにキッチンの片づけだけだったのですが、


これ幸いとばかりに私が片付けているので、いつになるか分からないけど義理母が退院して


「私のいない間に嫁がこんなにして(綺麗に片付けてしまって)、使える物まで捨ててしまう


なんて、ひどいじゃないの。きぃ~。」と言われるのを恐れているようです。


でも私は義理母に「輸血も必要なくらい弱ってしまったのだから、家でしばらくは療養するにしても


ほこりまみれの散らかった部屋では、体に悪いでしょ。


きっと神様が嫁に家を片付けさせるために、家を空けるために、入院させてのですよ。


最晩年を綺麗な片付いた部屋で、やらなくてはならないことをしてください。」って


お話するつもりでします。



でも実際には


「おばあちゃん、お帰り~。いない間に少し片付けておいたから、拭き掃除もしたから


物を動かしたりしたけど、そんなに変わってないからね。ほらね、昔のままでしょ。


何か月も経ったから、どこに物あるのか分からないと思うけど、必要なものは新しく買うから。」


片付けと掃除ですっかり様変わりした部屋を見たら、義理母は絶対「ぎぎぎ~」ってなりそう。



私も本当は怖い。でも片付けと掃除はやめられない。











2世帯住みで主人の母が入院してしまい、一人残された義理父が生きやすいように、


暮らしやすいように老親の家を片付け中。


老親の家にはとにかく物があふれている……。


片付けていて思うことは、老親の家そのものが、生活のための家というより、


収納スペースというか、物が放り込まれた納戸のようなものだということ。


いったい何があふれているかというと、高度成長期から今に至るまでの豊かさを


実感できた物たちなのでしょうね。


でもそれは彼らの世代の豊かさであって、子世代にとってはただのお荷物。


彼らは大きな納戸の中で暮らしているようなものなので、とにかく生活しずらい。


義理父が生活しやすいように片付けていくと、老親が生活するにはそれほど


物が必要ないことが分かってきます。


つまり、


老親の家から生活必需品と残したい物(家の場合は香蘭社の食器とか)


を引くと、残りは処分すべき物+ごみとなること。


彼らが豊かさを求めて、資産になると信じて、子世代に残して喜ばれると信じて


貯めて、貯めてきた物が子世代にとっては、孫世代にとっては尚更の


不用品であり、精神的にも、言葉通りの意味でもお荷物だというと。


また、使わなくなった物も後生大事に保管している上、さらに追い打ちをかけるかのように、


大量生産と過剰サービスの産物である、使い捨ての物を勿体ない精神で捨てずに


取ってあること。


不用品であふれた納戸のような家は「千と千尋の神隠し」の湯屋に訪れた


ゴミとヘドロで汚された川の主(神様?)を思い起こさせます。


千が川の主を綺麗にしてあげていたけど、老親の家からごみと不用品を取り除いて、


家を生活の場として取り戻してあげるのが子世代のお仕事なのかしらね。


老親の家の片づけはまだまだ続きます。















2世帯住みで主人の母が入院してしまい、残された義理父が一人で生きやすいように、


暮らしやすいように老親の家を片付け中。





老親の家には食器の数がとにかく多い。それもキッチンに収まりきらない食器類、


コーヒーカップ6客×6セット、大量のワイングラスなどのガラス食器、お重などの漆器、


かなりの数いただき物の和食器(主に香蘭社)がリビングのサイドボードに


ぎゅうぎゅうに埃まみれで詰め込まれています。


引き出しや戸棚を開けるとうんざり。まだまだ出てくる、出てくる。


写真のは香蘭社定番の瑠璃色に蘭のデザイン。何十年も前の品とは思えない


使えばいいのに。香蘭社の食器は普段使いにはちょっと贅沢かもしれないけど、


使えば普段の食生活が豊かになったのでは、と思うのは余計なお世話かな。


良いものはお客様にとっておくという習性も分かりきってっるけど、6客×6セットも


いらないだろう、それも埃まみれて、実際の来客も少なく、使うこともないわけだし。


さらに、これだけ食器があるのに、「パン祭りの白い皿」もそれはそれは


たくさんあって、これはちょっと悲しくなる。


「パン祭りのお皿」は白くて、使いやすい良いものだと重々承知の上で思うことは、


若い世帯ならいざ知らす、これだけ物をもっていても、それもかない良い品も


沢山あるのに、それでも集めてしまうというのはいかがなものかと。













2世帯住で主人の母が入院してしまい、残された義理父が一人で生きやすいように、


暮らしやすいように老親の家を片付け中。


お風呂については特に頼まれはしなかったのですが、掃除しやすいように(私がね)


片付けることに。


もう、驚きはしないけど、お風呂場にも所狭しとシャンプー、リンス、コンディショナー、


ヘアパック、ボディソープ、かぴかぴの小さくなった石鹸多数にぐにょぐにょの石鹸、


よくわからないお風呂場の置物などがあって、掃除も行き届いていない状態。


全て処分するつもりで、義理父に

私「お風呂場に必要なものは何ですか」と聞くと


義理父「石鹸かな。あと、体洗うスポンジと腰掛と桶」


私「シャンプーはどうします?」


義理父「使ったことないからいらない。」


私「じゃ、それだけにしておきますね。」ということで、


風呂場に出ているシャンプー類を全て処分していると、


ふと、主人の母が「まだ、残っているのに、もったいないじゃない」と言っている姿が浮かび、、


「勿体ないなら、全て使いきってからにすればいいのに」と反論しそうになりますが、、


たとえ、私の頭の中であっても水掛け論(お風呂場だけに)になるのはよくないので、


「化学製品は劣化するので、弱った体にはよくないですよ」と、


いかにも心配しているかのような会話(頭の中の)にしています。


全て処分して、お風呂場を綺麗にしてから、ご希望通り、石鹸一つとスポンジ一つだけを


置きました。ほんとすっきりした。


ふと、NHK「坂の上の雲」の秋山大尉の「身辺は単純明快なほうがいい」というセリフを


思い出しました。軍人の経験がある義理父にも通じるところがあるのでしょうね。



お風呂場、洗面所、キッチンを綺麗にしていくと、主人の母の存在が薄れていきます。


ちょっと申し訳ないような、可哀想な気になりますが、


風の通る綺麗な空間には人の存在を感じなくていいと思う。









2世帯住みで主人の母が入院してしまい、残された義理父が一人で生きやすいように、


暮らしやすいように老親の家を片付け中。


義理父から自分で洗濯はするので、といっても週に一度程度らしいが、


使いやすいような洗面所にして欲しいと頼まれました。


まずは、洗面所の一角に堆積されたタオル類、まさにタオルの塚から片付けることに。


バスタオル、フェイスタオル、ゲストタオル、タオルハンカチ、手ぬぐい、まあ、あること、あること。


厄介なことに、タオルの類が洗面所だけでなく、家中に偏在しているので、家中から


タオルの類をかき集めました。もうそれは、尋常ではない数。


その上、どれが使ってあるのか、。綺麗なのかが判別不能なため、全て洗濯して、


干して、畳ました。





義理父の生活から考えて、まあタオルは5枚あればいいかなと思って、


どのタオルにしますかと聞いたところ、お年賀にいただくようなタオルがあればいいとのこと。


というか、今までバスタオルって使ったことがないって言われてしまった。


え、じゃあ、あの洗面所に堆積されていたタオルはなんのためにあったの?


義理父から見たら、ただそこにある邪魔な物でしかなかったようです。


これも老親あるあるの一つでしょうね。いただきもののいいタオルは使わず、


使うのは銀行でもらうようなお年賀タオルのみ。それも使い古したもの。


タオルが沢山あることで、いただき物がいっぱいあることで豊かさを実感していたのかしら。


一人の人間が一生涯かかって使う量をはるかに凌駕している……。


さて、洗面台には歯ブラシに歯磨き粉、せっけん、コップ、洗面台の収納は髭剃り用具。


洗面所の収納にはタオル5枚と洗濯洗剤+αのみ。


後は片付けてしまいました。


といっても、尋常じゃない数のタオルの収納先はまだ見つかっていませんが。


義理父は使うものだけがある洗面所が使いやすいようで気に入ってくれています。


がんばって洗濯もしているようだし。


ほんと、自分でできることは最後の時までやって欲しいなあと思っています。


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