2014年12月
高尾山のお掃除小僧
高尾山の入り口にはほうきを持ったこんな可愛らしい小僧さんの像が立っています。
高尾山では自然を守るために山にはゴミ箱がなく、ゴミは全て持ち帰るの原則。
私が見たのは高尾山の入り口に立っていたこの小僧さんですが、山頂にも立っているみたい。。
見逃してしまったかな。
ハイカーたちがゴミを残すと、小僧さんの仕事になるから、ちゃんと持ち帰ってね、と
いうことなのだと思いますが、
私には「山に入るには下界の穢れをはらってから登れ」と、いうことかなと思いました。
なんといっても高尾山は修験道の山だし。
仏教も修験道も神道もキリスト教も修行の基本はお掃除からなのだと思うと、
世界はつくづく一つだなと思います。
そろそろ掃除機をやめようと思う。
- 神さまがやどる お掃除の本/永岡書店
- お片付け本と並んで、お掃除本も多く出版されています。書店で平積みされていると
- 気になってつい買ってしまう。
- アマゾンでも買いますが、本はやっぱり本屋さんで本を手に取ってから買う派です。
- さて、ちょっと前に読んだのが神社系のお掃除本。
- 仏教系のお掃除本は多くありますが、風水系とも違って神社系は新しい。
- お掃除による神様からのご利益がイラストで解説されていて読みやすい。
- 次から次へとお片付け本、お掃除本が出てきて、どれだけ関心の高いテーマで
- あるかがよく分かります。
- さて、どのお掃除本にも書かれていることですが、掃除道具をきちんと揃えること、
- 掃除道具の場所をきちんと決めて、整えておくことが大切であると。
- そして掃除道具で一番大切なのが、「雑巾」であること。
- 雑巾といえば学校のときは使っていたのに、家庭では使い古したタオルとか、
- シャツとかを代用していて、ちゃんとした「雑巾」は使っていなかったなあ。
- 使い古したタオルとかシャツとかって意外と使いにくい。
- ちゃんと縫い合わせていないので、長いからといって半分に切ると、ほつれて
- 糸くずがこぼれてくるし。
- 昔の方はちゃんと「雑巾」に仕立て直したのだろうけど、ちゃんと縫わないなら、
- 使うのをやめて、捨ててしまうことにしました。
- タオルはタオルを全うしたらそれで終わり。エコじゃなくてもいいかな。
- だって掃除道具としての機能が良くないから、気持ちよく使えないし。
- ちゃんとした「雑巾」を使うことによって、フローリングの水拭きの回数を増やし、
- 掃除機を使う頻度を下げて、いずれは使うのをやめてしまおうと思っています。
- (ただ、階段はカーペットなので、そこの掃除には掃除機が必要になりますが。)
最終的には掃除は「雑巾」だけというのが理想です。
エシレバターで作るマドレーヌ
クオカのマドレーヌミックスにチョコレート味があることがわかり、最近では
プレーン、紅茶(プレーンにアールグレイパウダーを混ぜたもの)
チョコレート味の3種類をお友達に配るようにしています。写真はチョコ味。
さて、昨今、バターの品不足が問題となっており(今年の猛暑で乳牛さんが疲れたとか
TPPにからんで酪農業者が生産調整を行っているとか、私にはよくわからないのですが)
入手が困難で、お店を何件も回っても入荷待ち。ましてや無塩バターとなると、
クリスマスシーズンということもあり、とても一般人の手には当面入りそうもないなと
あきらめていたら、ありました!
さすが成城石井、フランスからの輸入品の「エシレ」の発酵バター。
お値段は普通のバターよりお高いものの、焼き上がりはよりこんがりとして美味しい!
エシレバターのマドレーヌをいただいたことがあるのですが、一つ、一つ包装
されていないので、割と固めで、フランス風に紅茶に浸して食べると美味しい
焼き上がりなのかもと思いました。
固めのマドレーヌを紅茶に浸して食べるというのはプルーストの「失われた時を求めて」
に出てくる描写。
あ、もちろん、こんな難解な長編小説読んだことないけどね。
ヘヤカツ(部屋活)本読みました
本屋さんでお片付け本が平積みされているとつい手に取ってしまいます。
ちょっと前になりますが読んだのがこれ。
お片付けについに自己啓発が入ってきたのね。さすが「もしドラ」の作者。
自分を変える努力では自分は変わらない。人が変えられるのは環境であり、
環境が人を変える。つまり自分を一番多く占めている環境=部屋を変えることによって、
人生を好転させるとというもの。
今まではこんな感じ↓だったか自己啓発系は新しい。
ヨガ・精神世界の視点から→「断捨離」
風水・スピリチャルな視点から→「ガラクタ捨てれば自分が見える」
生活の視点から→「持たない暮らし」
片付けのテクニカルな視点→「人生がときめく片付けの魔法」
もはや生活ではなく趣味・嗜好→「持たない男」
あと、「ルンバは使うな」と言い切っているところがこの本の評価できる点。
私もお掃除ロボットの必要性は全く感じないけど、持ってる人も多くいるので、
「人それぞれよね。」と、なかなか言い切れないから。
掃除・洗濯・食器洗いは人間の宿命であり、部屋の運営にかかせないマストジョブ。
片付けには終わりが見えるけど、掃除、洗濯、食器洗いは生きている限り
終わることのない人間の営みであり、人任せ、機械任せにせず、できるたけ
自分で行うことが人生を豊かにしてくれるもの。
さて、一週間に一度玄関の廊下を水拭きしていたら、だんだん汚れなくなってきたなあ。
お店の清潔さで有名な「すきやばし次郎(」もちろん行ったことないけど)
真っ白な雑巾が汚れたらダメっていうエピソードに近づいてきたような。
いや、まだまだその域にはとてもたどり着かないです。