ガラスのコップとかタンブラーとかも頂いたり、ノベルティーでもらったりとごちゃごちゃと増えてきて、


それでいて揃っていないのでこの機に一度全て処分して買いそろえることにしました。


タンブラーを一つとってもとても種類が多く、何を選んだらいいのかよくわからないので、カフェや


ファミレスでよく見るものにしました。デュラレックスというものらしいです。



好きなこと 好きな物 


家族にはデュラレックスのタンブラーでこれから全ての飲み物(コーヒーと日本茶を除く)を飲んで


欲しいのだか、いいかどうか一応確認してみました。


主人「あ、これパイレックスね。ビール、梅酒はいいけどワインもなの?」


私「これはデュラレックス。安いファミレスだとワインもこんなので出てきたから大丈夫」


長男「よく行くラーメン屋はこれで水がでてくる」


私「カフェもなんかもお水はこれ。業務用に使っているところは多いよ」


娘「紅茶もこれで飲むの?持つと熱くて飲みずらいよ。マグカップはだめなの」


私「大丈夫。耐熱になっているから。マグカップだと茶渋がつきやすいからできればこれで。


だいだい良寛さんはお鍋一つですべてをまかなったのだから、タンブラ-、マグカップ、湯のみと


種類もあるだけ有難いことなんだよ」


主人「なんで良寛の話を僕まで聞かされるの」


長男「そんなにすっきりした生活がしたかったら出家すれば」


私「『坂の上の雲』でも秋山好古さんが東京で旧旗本のお屋敷のぼろぼろの小屋みたいところで


下宿していた時、身辺は単純明快がいいって言って、おわん一つだったじゃない。


日本人にはこういうすっきりした暮らしが性に合っていると思うのだけど」


主人「でもその後、旗本のお姫様と結婚してそこそこの暮らしになってなかった?」


私「まあ、そうだけど……」



秋山好古の名言 「身辺は、単純明快でいい。」はいい言葉だと思いました。


今の暮らしは用途に応じて物を揃えることが多すぎるように思います。良寛さんのお鍋一つや


秋山好古さんのおわん一つは極端ですが、こだわりを捨てれば事足りるということなのでしょう。