お掃除の基本は掃いて拭く。


掃く道具が箒から掃除機に変わり、ダイソン、ルンバとより高機能になったとしても、掃くという行為が


変わるわけではありません。(掃除機は吸い取りますが)


同じように拭く道具が雑巾。


クイックルワイパー、ダスキンモップ、コロコロローラー、モコモコお掃除スリッパなど、どんなにお掃除


便利グッズが作られたとしても、やはり拭くという行為が変わるわけではありません。


「お坊さんが教えるお掃除の本」で何百年と続いてきたお掃除という作務が体系的に整えられて、


伝えられてきたことが分かります。



好きなこと 好きな物 


東急ハンズに行くとありとあらゆるお掃除グッズが取り揃えてあって、自分のしているお掃除が


いい加減で間違っているんじゃないかと思っていたのですが、これですっきりしました。


掃いて拭くだけ。箒とたまに掃除機、良い雑巾とたまに住まいの洗剤を使えばこれで大丈夫です。


苫米地さん的にいえば、商業的お掃除商品からの脱洗脳という感じでしょうか。


ただ、掃く道具と拭く道具には良い物を揃えたいです。特に拭く道具としての雑巾。


今まで、雑巾には家で不要となったタオルや棉のTシャツなどを切って「ウエス」として


使っていたのですが、ちょっと拭くときにすぐティッシュで拭いてしまうところを、ボロ布で拭いて


捨ててしまうには良いのですが、雑巾としては使いにくいと思っていました。


なので、ボロ布と雑巾はきちんとわけて、雑巾には「白雪ふきん」の少しくたびれてきたものを


使うようにしました。


固く絞って水分を含まないようにしした状態で拭くとほんとに拭きやすいです。


掃いて拭いて、家をきれいに整えるということが商業化され、細分化されたため、かえって


複雑で大変になったように思います。


商業的お掃除商品からの洗脳が解けてしまうとなんか心が解放された感じがしました。