「持たない暮らし」をしようと思ったきっかけはいくつかあるのですが、私はお金を貯めた経験が


ほとんどないままこの年になってしまい、人としてどうなのと思い、お金に関する本を読んでいた


時期がありました。


「お金がたまる人 たまらない人」(丸田 潔)でお金がたまる人の共通項として、家がすっきりと


片付いていることが挙げられていました。


家が片付いている→無駄な買い物がない→浪費をしない→結果としてお金がたまる


というものでした。ふむふむ、なる程。


つまり、「お金がたまらない?それなら家を片付けろ、話はそれからだ」ということだと思い、


家をすっきりと片付けることしたのですが、こうして家を片付けてみてお金がたまったかというと、


物を処分する→専門業者に頼む→お金がかかる


ハウスクリーニングを業者に頼む→お金がかかる


物をすっかり処分したあと、気に入った物を揃える→お金がかかる


という具合でかなりの散財していて、ちっともお金がたまる気配がありません。


私は「持たない暮らし」という贅沢をしているだけなのだろうか。いや、家を片付けることは消費で


はなく、将来にリターンが見込める(今後の消費を減らす)投資であるはず。


そう考えるとだいたい何年くらいで投資資金を回収できて、その後利益(お金がたまる)が


生まれるのでしょうか。まだまだ先は遠いなあ。