今回の長崎の旅は長崎空港から市内にかけて多く目にした観光ポスターのところに


行こう決めていて、「奇跡の島 軍艦島上陸ツアー」 のポスターをいたるところで目にしたので、


ツアーに申し込んで行ってきました。


軍艦島のことはネットでも有名な廃墟だったので、全くの興味本位の参加でした。


ツアーの申し込み場所も長崎港のはずれの小さな事務所で、誓約書


(飲酒をして乗船をしないとか、島の物を持ち帰らないなどの簡単な物)にサインしてからの乗船。


高速フェリーで島へ向かう途中で、ツアーガイドさんのお話には打ちのめされました。


好きなこと 好きな物 


軍艦島(端島)は全長わずか約1200メートルの小さな島で、岩崎 弥太郎率いる三菱により


炭鉱のためだけに開発され、最盛期には5000人もの人で賑わい、


人口密度は東京の9倍にもなったそうです。人、人、人って感じだったそう。


軍艦島の名前から何か日本軍の施設のような印象を持ってしまいますが、


島の形が軍艦に似ていたからこのように呼ばれたそうです。(確かに軍艦みたい)



好きなこと 好きな物 

島には日本で初めての鉄筋コンクリートの住居が立ち並び、病院、小学校、中学校


保育園、理髪店に美容院、映画館、酒場にダンスホールなどの娯楽施設、神社にお寺、


さらには地下街も作られ、ディスカントストアもあったそうです。


さらには島をすべて開発に使ってしまったので、緑がなく、子供たちの情操教育のため


日本で初めての屋上緑化もされていたとか。


海底炭鉱という一つの産業のためだけに都市機能がすべて整えられていて、


その当時は日本の未来とも言われたそうです。


(確かに狭い空間に人を効率よく生活させるためというのが良くわかります)



好きなこと 好きな物 


日本のエネルギー政策の転換により(石炭から石油へ)昭和47年に閉鉱。


三菱の所有であったため島民は全員離島したため、現在の無人島に。


好きなこと 好きな物 


海底炭鉱を掘るのに1000メートルも地下に降りなければならず、劣悪で過酷な現場で


あったため亡くなる方も多かったとのこと。


こういう産業によって日本の近代は支えられていたのだと、上陸ツアーに参加して


よかったなと思いました。(興味本位から真面目な気持ちに変わりました)


現在は世界遺産に登録申請中とのこと。島は潮風と海抜10メートルも超える波によって


日々、崩壊しており、「いつか完全に元の島だけに戻る日が来るのだ」と。