今日から10月。朝夕はすっかり涼しくなり、虫の音にもう秋だなあと。
思い起こせば2年前の3月、一念発起して片づけを始めてから早2年と半年が過ぎました。
もう何を捨てたのかも思い出せないし、リビングを見回しても以前そこに何があったのかも
思い出せなくなりました。
捨てるとき迷った物も数多くありましたが、捨てて困ったことなど一度もなく、
なければないで済ますというのにも家族も慣れてきました。
屋上やベランダ、玄関前、裏庭などの外回りの片づけ、掃除は大変でしたが、
自分の怒りや見栄、欲、外聞、世間体などを鎮めるのには効果覿面だと思います。
家は2世帯なので自分の家という感覚はほとんどないのですが、家の外回りを
掃除していると、自分はこの空間を司ることを天から許されたのだなと思えるのです。
猫の額ほどの庭のグランドカバーに四苦八苦していたら、
ターシャの庭という本に出会いました。(本当は前から本屋さんで見て知っていたけど、
自分には関係ないと思っていたので)
広大な土地をたった一人でナチュラルガーデンに作り上げていく。
家、土地、空間を散らかし、汚すのも人なら、美しく作り上げるのも同じ人なのだと。
できることなら自分の人生の終わりが来るまで空間を綺麗に保つ人でありたいです。
ターシャは57歳から庭作りを初めたそうなので、私もまだまだできるなと思った次第です。
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