土日に玄関前を掃除する時、お隣さんのところもついでに掃いてあげることが


多いのですが、



北海道のメロン(きっと頂もの)を貰いました。

あ、これが「贈与経済」なのだと。

2月、東京に大雪が降ったときも雪かきしておいてあげたら、

「シャネル」のハンドクリームをいただいたこともあって、自分の労働がお金でなないが、

何か価値のあるものと交換されたのを少し嬉しく思ったものです。


最近

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)/ミシマ社


を読んだのですが、「贈与経済」とは内田樹さんの説明によると

要するに自分のところに来たものは退蔵しないで、次に「パス」するということです。それだけ。


「自分のところに来たもの」というのは貨幣でもいいし、商品でもいいし、

情報や知識や技術でもいい。とにかく自分のところで止めないで、次に回すということ。

今回のメロンもきっとお隣さんがいただたもので、「あ、これお礼にあげちゃお。」って

感じで、自分のところに回ってきたものだと思うのです。

掃除、片付けを自分の商品として売って報酬を得るということより、

何かと交換するほうがいいなと思うのです。

今日の掃除、片付けでメロンをいただいたからといってメロンをお金に換算して

価値をはかるのではなく、掃除、片付けがメロンに代わるというのがいいな。

自分に掃除、片付けの労働の余力があるときは、できるだけ、他の人に回してあげよう。

そして物々交換の場を広げていこうと思っています。

今日、お隣さんから、「いつもありがとう。これ食べて。お返しなんかしないでよ。」といって