ブログのヘッダーに使ってる写真、キリスト生誕を再現した人形飾り。


スペイン駐在していた友人にいただいたもで、「ベレン人形」と呼ばれています。


「ベレン人形」を載せているのはフランス駐在経験のある友人に教えてもらった


カルトナージュの箱で、彼女はこの人形のことをフランス風に「クレッシュ」って


言っていたなあ。クリスマスの時期になると思い出が重なっていく。


さて、先月、大学卒業30周年に参加してきました。


30年振りに会うと、もうすっかりみんな学生に戻っていて(気持ちだけだけど)


思い出話にると必ず


「ノンちゃん(私のこと)覚えてる~?ノンちゃんがここでさあ、なんたらかんたら……。」


っていつもの話の後に


「ノンちゃんがクリスマスに着ていた赤いワンピース、可愛かったね。」と


自分でも忘れていた話を友人にされて、ちょっと照れてしまった。


そのワンピースは友達から借りたもので、彼女はその赤いワンピースがとても


似合っていて、可愛くて、羨ましくて、借りたんだった。



大人のおしゃれ練習帖 」の大草直子さんと同じく、私も今では断然パンツ派。


でも、本にも「女性らしく装いたい時はワンピースで」とあって、


時期的にワンピースが着たくなった。ジャージー素材の着心地がいいやつ。


ワンピースは同窓会用に買った1枚しかないので、ちょっとローテーションが


ヘビーになりすぎ。


赤いワンピースはさすがに、「あれ、もう還暦だっけ」といわれるのがオチなので


暖色系の色が入ったワンピースがいいな。


で、自分の人生に足りないのはワンピースのような気がしてきて、


私「ちょっとワンピース買ってくる」


娘「ついでに買ってきてほしい参考書があるんだけど。」


私「紀伊国屋には行かないよ。」


娘「どこ行くの?」


私「高島屋。」


娘「え、」


私「え、」


やだ、ワンピース(仲間と冒険するほう)を箱買すると思われてる。悲しい……。


赤いワンピースを貸してくれた友人が、そのベレン人形をいただいた友人で、


「赤はいいよ。決められるよ。」っていうようなアドバイス付きで貸してもらった


記憶がある。


今度会う機会があったら、「あの時のワンピース、赤は確かに決められた。」って


お礼しなきゃ。あの時はありがとうって。