「私、ほんと怒らないんだよね。」


友達に話すと、「何それ、お掃除効果なの。」とか、「新手のお掃除セラピーなの。」


とか、よく言われます。


それなりに社会人もしてるので、怒りの感情をぶつけられたり、


感情的なメールを受け取ったりもしますが、それに対して怒りの感情を自分がぶつけることは


ほとんどないです。もちろん家族にも。


感情的に不安定になることはしばしばあるけど、そういう時はイギリスのバンド


オアシス(Oasis)を聞きながら、雑巾にアロマオイルを染み込ませて床を拭くと


すっきりするので、まあ、「新手のお掃除セラピー」というのもあたっているかも。


オアシスの曲「Don't Look Back in Anger 」は映画「ベックBECK]のエンディングに使われたので


馴染みの1曲。


ノエル・ギャラが-とリアム・ギャラガーの兄弟バンドで曲のほとんどはボーカルのリアム。


俺様キャラでライブでは「お前えらのために歌ってやるぜ」なんていっちゃう。


でも世界的なヒットは兄でギターのノエルがボーカルの曲が多い。


もう何年も前のことだけど、「Don't Look Back in Anger 」(ノエルのボーカル)をリビングで


結構な音量で聞いていたら


主人「この曲、君の人生のテーマ曲にしたら。」


私「え、何で。」


主人「Don't Look Back in Angerって歌ってるでしょ。」


私「え、だから。」


主人「怒りで過去を振り返るなっていう意味だよ。君、怒ってばっかりいるでしょ。」


私には洋楽のボーカルは音の一つとしか聞こえないけど、帰国子女の主人には


ボーカルの歌は意味のある言葉として聞こえるんだ。


こういう時、「英語脳」がある人が不思議にも羨ましくも思う。


主人も歌詞をじっくり聞くわけでないので、歌の意味全体はよくわかないけど、


サビは何度もリフレインされるので、意味が入ってくるらしい。


この頃は長男のことよく怒っていて、家族も嫌な思いしていたのだあと深く反省。


そう言われて以来、怒りの感情は人を不孝にする一番の原因なのだと思うようになった。


邦訳では「過ぎたことに怒らないで」とか、「怒りにかえちゃいけない」とかあるけど、


私は主人がさっらと訳した「怒りで過去を振り返るな」という直訳


が一番気に入っています。


毎年年末になると、改めてこの曲を聞いて、今年もそんなに怒らなかったなと。


Don't look back in anger


Don't look back in anger


Don't look back in anger

At least not today

もう昔のことだけどね。


来年も怒らない年にしよう!