義理父母の部屋を片付けていた時、本格的なカトラリーのセットが埃をかぶって出てきて、


持っていることと使っていることはつくづく違うんだなあと。


使ったことなどなさそうだったし、もうこれから使うことはないだろうし。


物ってつくづく何なんだろうって思ってしまう。


さて、家ではカトラリーはデザート用のみ。家族も来客も一緒。


ステンレス製で日本製。洋食器の街、新潟燕三条のラッキーウッド社の製品ね。


デザートナイフとデザートフォークとデザートスプーン。


それにティースプーンとフルーツフォークとバターナイフ。これだけあれば事足りるでしょ。




ステーキにこのデザートナイフを出したとき長男にうまく切れないって言われて、


「切れないよ。だってこれ、デザートナイフだもの。」と教えてあげたら、


「じゃ、なんで出すの」となったので、それ以来お肉は切ってから出すようにしています。


まあ、ハンバーグくらいだったら切れると思うけど、ハンバーグはお箸で食べてしまうし、


それに前菜なんか出さないからあまり使い道のない存在。


デザートフォークはほとんんどパスタ用か、来客にシフォンケーキお出しするとき用。


ただ、パスタはすべってしまってあまりうまくからまいので、主人は自分だけパスタ用の


フォークを使ってます。


デザートスプーンはほとんどカレー、シチュー用。


カフェ風スタイルっていえばいいのかもしれないけど、およそのお家に伺って、


カトラリーがすごくいいものだったりした時、格の違いをすごく感じてしまう。


じゃあ、義父母のお部屋から出てきた本格的なカトラリーを使えばといいのかと


いうとやはり普段の生活レベルを考えると「これでいいのだ」ってところに落ち着いてしまう。