娘(この春高校3年)が春の選抜高校野球が見たい、
一人でも行きたいと言っていたので、お供するこにしました。
私にしたら娘と二人旅ができるならなんでもいい……。
先週の金曜、娘は始発で新幹線を使い甲子園で3試合観戦。
私は午前中まで仕事をして、夕方に神戸で待ち合わせ。
次の土曜日は一緒に第二試合まで観戦。注目のカードは県立岐阜商業×近江。
娘曰く、県立岐阜商業のピッチャーは今年一番の注目で、いい試合になると。
私は長男が中学まで軟式野球をしていたので、神宮で行われる都大会の第一試合なら
何度か見たことがある程度。ピッチャーがストライクが入らなくて、押し出しで大量得点とか、
守備のエラーで大量失点とか、だいたい5回コールドで終わるような試合なら何度か。
なので、レベルの高い高校野球の試合を見るのは本当に初めて。
でも、野球は未だに良く分からないです。スクイズと送りバントの違いとか、
タッチアップと犠牲フライの違いとか、
たいてい「あれ、今なんでランナー走ったの?」って感じ。
娘は一塁特別自由席に試合開始前に並んで入り、前から6列目くらいで、
スマホで2ちゃんねるの実況スレを見て、イヤホンでラジオの実況を聞きながら観戦。
いつ高校野球を好きになったのかも分からないし、その姿にとにかくびっくりして、
「野球好きのおやじみたいだね」と、言ったら「ビールは飲んでない。」と、言って、
本当の野球好きのおやじ、甲子園で有名は「ラガーおじさん」の存在を教えてくれました。
県立岐阜商業×近江の試合はよかった。
娘と同世代の男子が、晴れの舞台で懸命に野球をしている姿に胸が熱くなる。
やはりエースナンバーを付けているピッチャーはすごいなあ。
一人マウンドに立ち、緊張と重圧と責任を背負ってボールを投げる姿には感動してしまう。
それはプロを目指すようピッチャーだけではなく、都大会の第一試合で、ブラスバンドも
来ないような高校であっても、ストライクが入らず押し出しが続いても、
チームのエラーで失点が続いても、スリーアウトが取れるまで投げ続けなければならない
チームを率いるエースの責任を全うする姿に。
野球ってやっぱりいいなあ。がんばれ高校球児!って気持ちになる。
甲子園まで見に行ってよかった。たぶん最初で最後だろうけど。
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