クローゼットのミニマム化が止まらない。

何があれば必要十分なのか、何があれば必要最小限なのかを常に考えてしまう。

これって持たないことに執着してることになるなかな。

ある人に「方丈記」読めって勧められた。

「ゆく河の流れは絶えずして」で始まる鎌倉時代の随筆。この時代の厄災について克明に記されているので3.11以降注目されることが多くなったらしい。

方丈というのは約3メートル四方の広さを表すので、約3メートル四方の狭い庵の中で世の中のはかなさを語り、後半には自らの草庵での生活が語られる。

鴨長明もまたミニマリストなのよね。

モノに執着しないで持たない暮らしを語るのだけど、最後はその方丈、狭い庵に執着してることに嫌になるの。

ミニマリストっていつの時代も変わらないなあってつくづく思う。

まあ、勧めた人は私に対して「あなたも同じでしょ。」と。モノに執着しなkようにしてるだけで、持たないことに結局は執着してるのじゃないかと。

ほんと、自分でも分かってる。でもこういうこと始めるとなかなか止められない。

方丈記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)/角川学芸出版
¥821
Amazon.co.jp